原液のまま肌につけない
精油は植物の成分が濃縮されているため、とても濃度の高い液体です。
刺激がとても強いので原則的に原液のままで使用することはありません。
必ず、キャリアオイルや水、アルコールなどで薄めてから使用します。
ただし、ラベンダーの精油だけは別。原液で使用しても大丈夫です。
ラベンダーの原液は、切り傷ややけどのときの特効薬として有名。
綿棒に染み込ませ、患部に直接塗ると早く治ります。
肌についた場合は、大量の水で洗い流して下さい。
病気の治療の代用にしない
アロマテラピーは、身体の不調を和らげ、自然治癒力を高めてくれます。
香りを楽しむことを中心に、健康維持、予防医学的な見地から行うよう心がけましょう。
病気の治療目的としてアロマテラピーで病気を治そうと考えるのは危険です。
しろうと判断は避け、すみやかに医師に相談しましょう。
乳幼児・子供への使用には最善の注意を
乳幼児には、香りをかぐ芳香浴などは楽しめますが、直接肌につけるマッサージ
などの場合は、希釈率に十分に注意します。(3歳未満の乳幼児は芳香浴のみの使用が望ましい。)
ラベンダーやローマンカモミールなど、肌にやさしい精油を選び、使用する際は必ずパッチテストを。
精油の効能と危険を知る
精油はそれぞれ違った効能をもっています。リラックスしたいときには、
鎮静効果のある精油を選ぶなど、自分が求めている効能に合わせて精油を選ぶのがベスト。
精油の中には、妊娠中やてんかん、高血圧、肌の弱い人は使用を
避けたほうがよいものもあります。使用する精油を決めたら、危険性もしっかりチェックして。
マッサージは、する人とされる人の両方に危険が及ばないかも確認しながら使用しましょう。
飲まない・目などに入らないよう注意する
ヨーロッパでは医師の指導の下、少量の精油を服用する場合がありますが、
日本では一般的ではありません。独自の判断で飲むことは絶対に止めましょう。
体内で分解されるとき毒性が高まる恐れがあって、とても危険です。
誤って飲んだときは、すぐに大量の水で口をすすぎ、精油を外に吐き出すように。
また、目や傷口、粘膜付近などに触れないように注意してください。
万一目に入った場合は、大量の水でよく洗い流してすぐに医師の診断を受けてください。
柑橘系の光毒性のある精油に注意する
圧搾法で抽出された柑橘系の精油は、肌につけて紫外線にあたると危険です。
ひどい日焼けやシミ、肌のトラブルの原因になります。直射日光や紫外線は避けましょう。
保管は常温・冷暗所に開封後は半年から1年以内に使いきる
精油は大変デリケート。太陽の光や熱、空気、湿気などで成分が変化してしまいます。
ふたを開けたらすぐ閉めるなど、取り扱いには十分な注意が必要です。
アロマバスでの使用後も、精油をバスルームに放置しないように。
ダメージを受けやすい夏場は、冷蔵庫に保管しておくといいでしょう。