アロマテラピーの歴史をたどると、紀元前4000年の古代エジプトまでさかのぼります。
当時エジプトでは香りのある芳香植物が、精神や身体的治療、料理、
ミイラを作るときの防腐剤、医療行為、香水などさまざまな用途で使われていました。
11世紀になると、精油の代表的な抽出方法である水蒸気蒸留法が確立し、
17~18世紀はまさにハーバリズム(薬草や精油を用いた療法)の黄金時代でした。
しかし、19世紀に入ると一転。西洋医学の発展の影に隠れて徐々に衰退していきます。
ハーバリズムが見直されたのは、第二次世界大戦のとき。負傷兵への治療として
用いられたのがきっかけです。
その後、マルグリッド・モーリー女史やロバートティスランドらにより、
マッサージや、精油の香りと成分を身体に取り入れました。
この試みは、こころとからだのバランスを整えることに成功。
アロマテラピーが、健康管理や美容にも効果的であることを証明しました。
現在アロマテラピーは健康や美容にとどまらず、ヨーロッパ各地では、
現代医学とともに代替医療・補完医療として幅広く使われています。
日本においては90年代に普及し始め、今後ますます注目、発展していくことと思います。